SEOとは?初心者でも失敗しないための“発注者視点”のやさしい解説

  • #コラム

ホームページを作る時に必ず出てくる言葉――
それが 「SEO(検索エンジン最適化)」 です。

ただ、「作ってもらいたいだけなのに、SEOって何?」「何をお願いすればいいの?」と不安に思う方も多いはず。

この記事では 制作会社に依頼する“あなた(発注者)”の視点 から、

  • SEOとは何か
  • なぜ重要なのか
  • 発注時に気をつけるポイント
  • 制作会社に何をお願いすればいいか

を“やさしく・実務的に”解説します。


SEOとは?(結論:検索で見つけてもらうための仕組み)

SEOとは Search Engine Optimization の略で、
簡単にいうと 「Google検索であなたの会社のホームページを上位に出すための取り組み」 です。

ホームページは作るだけでは人が来ません。
SEO対策があってはじめて、検索経由の新規問い合わせが増えていきます。


発注者にとってSEOが超重要な理由

① 広告を出さなくても、24時間集客してくれる

SEOで上位表示できれば、広告費ゼロでアクセスが集まります。
中小企業・個人事業主ほどコスパが良い集客方法です。


② 「会社名+地域」などの指名検索にも影響する

SEOが弱いと、
「会社名を検索しても公式サイトが出てこない」
という残念な状態も起きます。

最低限のSEO設定は名刺のような役割も持っています。


③ ホームページの質=会社の信頼につながる

ユーザーは検索結果の順位を「信頼性」と無意識に重ねています。

上位 → 「しっかりしてそう」
下位 → 「よく分からない会社」

SEOはブランドイメージにも直結します。


SEOの仕組み(発注者が“最低限”知っておくべきポイント)

難しい専門用語は不要です。
発注者が押さえておくべきのはこの3つだけ👇


① “検索意図”に合ったコンテンツが評価される

Googleは ユーザーが求めている情報を正しく提供しているか を重視します。


② サイトの技術的な品質も評価される

  • スマホ対応(レスポンシブ)
  • 表示速度
  • SSL(https化)

これらは制作会社が担当する部分。
依頼時に「対応できますか?」と確認すると安心です。


③ 内部リンクなどの構造設計

Googleはページ同士のつながりを評価します。
ページ構成・階層設計はSEOに直結。


発注者が“依頼前に知っておくべき”SEO項目一覧

制作会社に依頼するときは、
以下の項目をしてくれるかチェックすると失敗しません👇


✔ タイトル(titleタグ)設定

検索順位にもっとも影響する要素。
適切なキーワードを含めて設定してもらう。


✔ ディスクリプション(説明文)設定

検索結果に表示される文章。
クリック率に影響。


✔ 見出し(h1〜h3)構造の最適化

SEOの基本中の基本。


✔ レスポンシブ対応(スマホ最適化)

60〜80%がスマホから。SEO評価にも強く影響。


✔ 表示高速化対策

画像最適化、キャッシュ設定など。


✔ SSL(https)対応

SEO・セキュリティ両方に必須。


✔ 内部リンク設計

重要ページに適切に誘導してもらう。


こうした“SEOの初期設定一式”が入っているかどうかが、制作会社選びで最大のポイントです。


発注者がやらなくていいこと(制作会社がやるべき部分)

以下は技術的で難しく、プロが対応すべき内容です👇

  • サイト構造(ディレクトリ設計)
  • ページスピードの最適化
  • WordPressのSEOプラグイン調整
  • schema構造化データ
  • canonicalタグ
  • OGP設定

これを全部あなたが理解する必要はありません。
“やってくれる制作会社かどうか”が重要です。


発注者側がやるべきSEOはこれだけ

制作会社に任せた後、あなたがやることはシンプルです。


① ブログ(コラム)を定期的に更新する

SEOの順位は、記事の質と量に影響します。


② ユーザーが役立つコンテンツを増やす

商品説明
事例紹介
よくある質問(FAQ)

“お客さんが知りたいこと”を丁寧に書くほど強くなる。


③ キーワードを意識する

例えば
「地域名+業種」
「サービス名+悩み」
など。


制作会社にSEOを依頼するメリット

発注者にとって制作会社の強みはこれ👇


① 最低限のSEO設定はすべて任せられる

初期設定が弱いホームページはその後のSEOも伸びません。


② トラブル対応・保守も安心

Googleの仕様変更やWordPressのアップデートなど、
運用フェーズで手厚い。


③ “うちの会社に合うSEO戦略”を提案してくれる

業種により必要なキーワードは違うため、
プロの視点で方向性を決められる。


まとめ:発注者がSEOを理解すると、制作の質が上がる

SEOは専門的に見えますが、
発注者が理解すべきポイントはシンプルです。

  • SEOは「検索で見つけてもらう仕組み」
  • 初期設定は制作会社の腕で決まる
  • 更新はあなた(発注者)が少しずつ進めればOK
  • 発注前に最低限のSEO項目をチェックすれば失敗しない

SEOを意識して制作依頼すると、
「作ったけど問い合わせが来ないホームページ」 を避けられます。

TO TOP